初心者意識と同じくらい危うい思考が、他人依存マインドです。
他人依存マインドというのは、「あいつが〜だから」と人のせいにしたりもそうですし、「あの人がやっているから〜」と自分の思考や行動の基準が全て他の人にある、という感じですね。
思考がこういう状態であれば、たとえ家賃を自分で払って1人暮らしをしているとしても、「本当に意味での自立は果たしていない」と言えるでしょう。
他人への依存は一見すると楽なように見えて結局、自分を苦しめるものになるし、あとで自分が困って矯正することになるわけですから、少しでもドキっとした人は今この瞬間に治していくといいですね。
ちなみに、他人依存マインドを捨てて、判断や責任を全て自分が持つということは、自己中心的になるのとは全然違います。
むしろ、「悪いことがあったら自分のせい、良いことがあったら他人のおかげ。」このように相手を思い立てて思いやることができる人です。
そして、他人依存マインドが発揮される場面というのは本当にたくさんあって、恋愛や仕事面が特に顕著ですね。
以下に例を書いていきます。
家族やパートナーへの依存
いつも一緒にいる人に「なんでもやってもらって当たり前」のように思っている方は本当に多くて(無意識でもそうです)、あまりにも長い時間一緒にいすぎて、ありがたみがまるで分からない。
これは人間の慣れの部分からして分からなくはないですが、失ってから気づくのでは遅すぎますし、ふとした時にお礼を言える、という行動だけでも本当に素敵なことです。
感謝を伝えることで代わりに「自分ができること」が何かということについても自ずと探せるし、そうなれば依存ではなく互いに助け合う、共存関係になれますよね。
メンターへの依存
それから例えばメンター、つまり師匠がいる場合。
「この人が言ってるから間違いないだろう」といった感じで、
あまりに妄信的になりすぎることで、自分で考えることを放棄してしまうのは違います。
確かにメンターというのは自分が理想を達成していく上で大切な存在ですが、依存関係にならないようには気をつけたいところです。
意外とここが原因でバランスを崩す方がおられるので、要注意ですね。
国への依存
これも大きな間違いで、「年金を支払ってるからなんとかなるだろう」とか「国がなんとかしてくれるだろう」みたいな風に漠然と考えてる人は本当に多いです。(若い人よりも年を重ねている方の方が、この傾向が強いです)
でも、こういう人が多ければ多いほど、国は当然ダメになっていきますよね。国というもの自体が、人が集まって形成されているわけですから。
国が傾いたり戦争状態になることがあったとしても、自分や家族が食いっぱぐれないような強固なマインドやスキルを磨いていくことが大事ですね。
まとめ
ちなみに、実はこれらは全て、逆に置き換えるとスッキリします。
・この人は自分に何をしてくれるのかな、ではなく、自分はこの人に何ができるかな
・国は自分をどうやって守ってくれるのかな、ではなく、国が潤うように素晴らしいサービスや雇用を作ろう
・師匠のもとで素晴らしい実績を上げて、もっと沢山の顧客がその人に集まるように恩返ししよう
みたいな感じですね。
こういう人って本当に素敵だし、接していて気持ちがいいですよね。
そういう思考を続けた結果として、自分も本当に望むものを手に入れることができます。
本当に自分のビジョンや心構え次第で、全ては好転していきますので、今からでも意識してみるといいでしょう。
1年もかからずに周りで起こることが、劇的に好転していくはずですよ。
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